DOG TALK

完全にお預かりでの訓練です。生後4か月齢を過ぎた犬から対象です。
基本訓練に要する期間は最低でも3か月間ほどですが、性質、年齢、希望する訓練内容により期間も変わりますので、初回は必ず愛犬同伴で面接に来ていただき、直接お話を伺ってから預託開始とさせていただいています。
預託訓練の最終段階では飼い主さんにも訓練に参加していただき、日々の練習方法や犬への接し方など学んでいただきます。せっかく犬が覚えたことも、お家でも反復練習をして頂けないと意味がありません。良く「訓練所で勉強したのに忘れていう事を聞かなくなった！」なんて話を聞きますが、それは犬が忘れた訳ではなく、帰った後の飼い主さんが犬と訓練の復習を怠った為に犬の方が「従う必要なし」と判断し、しらんぷりしてるだけなんです。
犬たちは卒業後、慣れ親しんだ家庭に戻り、時間とともに以前自分が行動していた生活スタイルに戻ろうとします。訓練所で習ったことを、自宅では訓練士に変わり飼い主さんが指導者になり復習・継続することで犬たちは教えられたことを守り、従うようになります。
しっかり覚えた事はなかなか忘れるものでは有りません。

復習・継続の無いその場限りの中途半端な訓練は犬をずる賢くするだけです。卒業まで頑張った愛犬の努力を無駄にしないため、飼い主さんも努力が必要です。

長期に渡る預託訓練について、愛犬と離れることを不安に思う飼い主さんが居られますが、愛犬の成長の時間はとても早いです。1歳を過ぎるとほぼ成犬の大きさになっています。
犬の寿命が10～15年と言われています。犬は若くて好奇心旺盛な時は非常に順応性が高く訓練にも適した時期です。「かわいい子には旅をさせろ」と言うことわざは人間だけではなく愛犬に対しても言えることです。甘えられる環境から離れ、いろんな経験をすることで愛犬のメンンタルの成長も得られる大切な時期でもあります。

しかし、同じ環境・生活サイクルで固定化され数年が過ぎるとその順応性も失われ経験した事のない出来事に強いストレスを感じるようになります。
年を取るほど新しい環境やルールに慣れにくくなりますので3歳を超える成犬や高齢になるほど訓練終了まで時間を要する場合が有ります。またはシニア世代と言われる高齢犬は、無理な訓練はオススメしません。

預託期間中に「愛犬が自分の事を忘れてしまうのではないか？」と心配される方もいらっしゃいますが、犬たちは「楽しい場所だ」と思ってもけして飼い主さんを忘れたりはしません、ご心配な方は預託期間中、面会に来てください。

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犬の状態や、家庭環境などにより預託を短縮して通学に切り替えるなど訓練方法についてご理解いただいた上、変更して進めることも可能です。

また、噛み犬の矯正訓練については、5か月以上かかります。どのような状態で、どの程度噛みつくのか・・・。良くお話をした上、取り組みます。年齢や状態によってはお引き受けできない場合もあります。噛み犬になってしまった場合は飼い主さんも相当の努力と理解が必要になってきます。

大変申し訳ありませんが、闘犬種（土佐犬・ピットブルなど）はお引き受けすることが出来ません。
また、初回相談・面接の際「攻撃性は非常に高く、更生・再教育が不可能な犬」と判断した場合、お断りさせて頂くことがあります。ご了承ください。